フッ素
大分市 光吉の歯医者あべ歯科クリニック院長あべです。
Q.フッ素って何?
フッ素は自然界にも存在し、わかめ、海苔、魚介類、小魚、お茶などに多く含まれる歯を丈夫にする栄養素です。
虫歯予防としては、フッ素液を歯医者さんで直接塗る、
スプレーする、フッ素入り歯みがき粉・フッ素入りうがい薬の使用などの方法があります。
アメリカなどでは水道水に加えたりしているようです。
Q.フッ素の効果は?
・歯の質を強くする
表面のエナメル質を構成するハイドロキシアパタイト。
その結晶の中の水酸イオンに代わってフッ素が入るため結晶が安定し、酸に溶けにくくなります。
・歯の修復をすすめる
一度溶けてしまったエナメル質が再び結晶化するように、再石灰化を促進する働きがあります。
ただし、初期むし歯より進んでしまった虫歯には効果はないです。
・歯垢(プラーク)の生成をおさえる
歯垢の中にフッ素が停滞し、虫歯菌の活性を阻害したり、酸を作らせないようにします。
・子どもの虫歯予防に役立つ
歯質が未熟なのに、甘いものが好きで、虫歯になりやすく、歯垢の除去がしにくい子どもたち。
ブラッシングの習慣づけが第1ですが、完全に虫歯を防ぐ事は難しいです。
フッ素を用いる事で、かなりの効果が期待できます。もちろん大人にも効きます。
簡単にむし歯予防!!これがキーワードです。
Q.フッ素の注意点は?
・多量にとりすぎるとキケン
成人で約250mgを一気に飲むと、中毒症状で吐き気、腹痛、下痢、けいれんなどがおこる事があります。が
そんなに多量なフッ素を一気に飲む事は、ほとんどできないでしょう。
更に10~20倍のフッ素をとると致死量となります。
・効果を過信しやすい
確かにフッ素は、かなりの虫歯予防効果が期待でき、世界中で使用され成果があがっています。
フッ素の主な効果は、歯自体を丈夫にできるという事でしょう。
むし歯の原因の歯垢をなくしてくれるわけではないなので歯ブラシもロクにしないで、
フッ素液でうがいするだけでは、むし歯は防げません。
キシリトール同様、歯ブラシの強力サポーターとして考えましょう!
上手く使えば薬になります。とりすぎは何でも毒になります。